インターネットのごく表層しか見えてない人に日本のカタチを語られても.
小寺信良氏のコデラノブログ3の終結にともない,コデラノブログ4が開始されている.開始冒頭の企画としてか,司馬遼太郎を多分に意識した「日本のカタチ」というタイトルの記事がつづいている.
しかし,のっけからこれ.
情報化社会なるものが出現したのは、98年ぐらいからだという見方が主流のように思う。
お得意のインターネットでWikipediaでも読んでいただきたい.どう新しく見ても,80年代にはとっくに一般社会に広く普及していた言葉である.学術的にはさらに60年代までさかのぼるようだが,いずれにせよアルビン・トフラー「第三の波」がうんざりするほど流行してからというもの,政財界もマスコミもさんざん使い倒し,98年ごろにはもはや古くさいフレーズの一つであった.もしかして言いたいのは「ネット社会」であろうか?そのわりには古い方の「情報化社会」のネタが続いているようだが.
2ちゃんねるでの言論を真に受けて行動を起こし、逮捕されてしまう人というのは、大抵40すぎのいい大人である
そうだっけ?ここによれば,40すぎは少数派なようだが.「2ちゃんねるでの言論を真に受けて行動を起こし」ということは,犯罪予告書き込んでタイーホな連中とはまた別と考えるべきかもしれないが,具体例がすぐに思いつかないほど少数であることはまちがいなかろう.
しかし裏を取る、一次ソースにあたる、といったことをおこなうべき、という啓蒙がなされることで、この問題をクリアしてきた。
そうか?むしろ悪化の一途をたどっている印象があるが.現にそうおっしゃる小寺氏本人が,上記のような嘘っぱちを裏をとらずに平気で書いてしまう状況なわけで.
本人もその批判を見越してか(そんなわけないか),こうしめくくっている.
もちろんこのブログに書かれていることも、はたして根拠があるのかと裏を取らなければ、信用してはいけないわけである。
まったくそのとおりだが,そういうことを書くときには普通自分では裏をとっておくものであろう.でないと恥をかくだけに終わる.その後の(2),(3)についても裏をとっていないのがまるわかり.教育まわりの話など,知識が10年近く遅れているように見える.モンスターペアレントってそういうもんじゃないっすよ,ちなみに.
そのほかにも,現場レベルの話を直接聞いたことがほとんどないとしか思えないステレオタイプが乱舞している.キーボードの件については前にも書いたので繰り返さない.
この人,前はある程度評価していたんだけど,見損なったかなあ.
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